名言「茶は茶の味がする」

ふみ

 

上の写真は中国TVドラマ「風の吹く場所へ」(原題「去有風的地方」)のワンシーンです。

12月1日に「茶の湯もまた『走花路』」を投稿しましたが、そこに登場するおじさんは、名を「馬丘山」と言うんです。前回、彼はビーフン料理をつくってまして、ペンネームを「大麦茶」と名乗るお嬢さんに振舞い、いっしょに食べたんですけど、今回は宿泊所の経営者、阿桂嬸をお茶に招き、許紅豆もお相伴にあずかります。

阿桂嬸はお茶が「おいしい」と言うんですけど、次の言葉がすごいです。そのシーンが、今日の掲載写真で、字幕には「“茶の味”しかしないけど」と書いてあります。

そのシーン、中国語では「不過嘛、不就是個茶味嘛」と言ってまして、意味は「でもネ、それ、ただ、お茶の味ですよね」ってことでしょう。

 

すると、馬丘山は感動して、「阿桂嬸這個話里、很有禅意啊」と言います。彼の言葉を私が翻訳するなら、「阿桂嬸さん、その言葉、まさに禅の心そのものです!」と訳しますね、気持が高揚しながら。

そして馬丘山は、「不過就是個茶味」と言うんですが、「お茶の味にすぎません」ってくらいに翻訳しておくのが適当かと思います。アノ、言おうとしている意味が深すぎるので、その程度に訳しておくのがいいかなァ。

このブログ、茶の湯に関して、そういう心の面も話題にしたいんですけど、とにかく一挙には書けない内容なので、徐々に、徐々に、少しずつ、少しずつですね。


でも、今日は「茶味」に関連して、偶然にテレビドラマを見た縁で、ちょっと触れることができてよかったです。

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