茶の湯の本筋と枝葉末節

ふみ

前回に続いて「ばけばけ」の画面ですが、「立派な当主になりたいと思っとりますので どうぞ よろしくお願いいたします。」という字幕が見えます。

アノ、婿になる人が挨拶する場面ですけど、エー、このたびは私、山根銀二郎を婿に迎えてくださって、まことにありがとう存じます。松野家の跡取りとして、いずれはおじじ様、父上様のような立派な当主になりたいと思っとりますので、どうぞ、よろしくお願いいたします・・・ みたいに言ってたかと思うんですが、ドラマを見てた私はそのシーンで、婿の態度にも、婿を迎える松野家の面々にも、違和感を感じました。

私、純粋に、結婚は、妻になる人と夫になる人との「二人の関係」ですからネ、親、親族などは「関係ない」んですよ、基本的に。アノ、「関係ない」って言っても、親、親族などをないがしろにする意味じゃないんです・・・ けど、話をそっち方面にもっていきたくないので、要点だけを書きますと、銀二郎の挨拶では、結婚において、夫として最も大切な「妻」については全く触れてないってことです。そして銀二郎は、妻の祖父と父を大事にしますって、まず何よりもそのことを「明確に宣言」してると感じました。

エエッ、夫として大切にすべきは妻であって、妻の祖父や父のはず、ないでしょう! ・・・ってのが私の感覚ですけど、銀二郎が婿になるのは「夫婦の幸せな人間関係」を願うからじゃなく、長男に生まれなかった銀二郎が、他家の婿になって「武家の当主になりたい」って願望を満たすためですからねェ、まあ、そういう世界に生きてる銀二郎ってことで。

 

アレアレ、今日は小学生の茶道(茶の湯)体験の話を書くつもりが、その前置きのさらに前置きみたいなことを書いちゃいましたが、茶道(茶の湯)体験でもですね、ホントに大切な核心部分には触れずに、どうでもいいこと、たとえば「正座する」といった枝葉末節、本筋から逸れたことに焦点を当てたり、また、「取るに足らない」作法みたいなことを力説するようなことがあると思いますから、続きはまた次回に。

マアとにかく、相手を尊重しながら親しく楽しいひと時を過ごすのが茶の湯だと思ってまして、その眼目を外さないことが大切だって、それ独断ですけど、私はそう思っています。

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