2025年8月のブログ記事

  • 唐物茶入「つくも茄子」

    織田信長の名物狩第1回目のことを、前回、書きましたが、その前年に、信長は松永久秀から、すばらしい名物を手に入れています。また、今井宗久からも手に入れるんですけど、 松永久秀は武将、今井宗久は政商なので立場は違います。けれど、両者ともに「茶人」でもあり、松永久秀は永禄元年に北向道陳、山上宗二、今井宗... 続きをみる

  • 「共に楽しむ」のが茶の湯

    前回は弟子から123万円を騙し取ったお茶の先生から話を始めましたが、その先生、どんな茶の稽古を目指してたか ・・・ ってことも報道では紹介されてまして、上はその画像です。 「心の修行による人間性の向上」って言葉がありまして、イヤァ、モゥ、すごいです、立派と評価されるんでしょうか、つまり、「社会的に... 続きをみる

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  • 織田信長の初回名物狩

    今日の掲載写真は、NHKBSプレミアムのテレビ画面を撮影したもので、番組名は「へうげもの名品名席」です。 写ってるのは重要文化財の唐物肩衝茶入で、銘が「初花」、所有者は足利義政→鳥居引拙→疋田宗観→織田信長→織田信忠→松平親宅→徳川家康&... 続きをみる

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  • 織田信長居館の茶室

    ルイス・フロイス司祭とロレンソ修道士が岐阜城の織田信長を訪問したのは永禄12年のことで、その後京に戻り、フロイスは7月12日付の手紙で、豊後に居る司祭たちに岐阜訪問の様子を知らせています。その手紙には、何月何日のことだったか、日付が書かれてないんですけど、「信長公記」巻二を見ると、『五月十一日、濃... 続きをみる

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  • 茶の湯 ー 調理と給仕

    茶の湯が発展していく過程で、織田信長は、とっても重要な役割を果たしたと思います。 で、戦国大名の後継者候補である若君は、禅師について学ぶのが普通で、信長は吉法師のころからずっと、沢彦宗恩(臨済宗妙心寺派)について学んだということですが、マア、吉法師はたいへんな ・・・ というか手を焼かせる弟子だっ... 続きをみる

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  • 茶の湯 ー 給仕について

    気の置けない人と少人数で社交を楽しむのが茶の湯だと思う私でして、じゃあ、茶の湯って何をするのかと言えば、「飲食」が主体なんですよね。もちろん、そのほかに花を楽しんだり、道具類を愛でるとか、さらに極論すれば、「いっしょに過ごす」ことそのものが楽しいっていうのが茶の湯だって感想です。 飲食の面で言えば... 続きをみる

  • 茶の湯 ー 給仕する喜び

    今日、銀行に行ったら「小さな親切」夏号という冊子が置いてあったので、待ち時間に見たんですけど、その中から、ある一文を紹介します。 『親切とは、「思いやりを行動に移すこと」。では、誰かに親切にするとき、脳の中ではどんな働きが起こっているのでしょうか。  まず、困っている人を発見した場合、その状況を見... 続きをみる

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  • 茶の湯は心が和む

    茶の湯は「楽しい」から続いてる私で、また、喜びでもあり、何よりうれしいのは、同席の人々と融和できる心地良さですね。 茶の湯で最も大切なことは「仲良くする」ことだと思う私でして、 「喜んでもらおう」って気持ちMax で行いますからね、だから、お客様が到着したらタバコを吸っていただけるよう、タバコ盆に... 続きをみる

  • 茶の湯 ー「寂」の美意識

    南方録ってどういう書? ・・・ ってことについては、いろいろ論議されるようですが、 「見渡せば 花も紅葉もなかりけり 浦の苫屋の秋の夕暮れ」の歌を取り上げてることについては、とても納得です、私は。 とてもしみじみとした、よい歌だと思うからです。 私の感覚では、花や紅葉に代表される「華麗さ」が皆無の... 続きをみる

  • 茶の湯と仏道

    新型コロナウイルス感染症蔓延以前は、公共施設などで大寄せの茶会が数々行われ、料金も無料から数百円程度と廉価のものも多く、私はたびたび客になりました。 全く知らない人々と同席でも、旧知の人同様に接することができますから、すばらしいと思いますね。茶の湯というのはそういうもので、気持ちいいです。 さて、... 続きをみる

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  • 川端康成「雪国」- 島村には苦悩の出発点

    前回に続き「天の川席」ですが、空想したくても困難なのが、懐石をどう行うか? です。 道具畳が台目で、炉の向こう側に向板がありますから、貴人畳の客は一人でないと給仕不能かと思います。なぜなら、炉がある場所を避けて膳を置かねばならず、茶道口と給仕口が兼用で、亭主が動ける道具畳の空間が極狭ですから、1尺... 続きをみる

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  • 川端康成「雪国」- 天の河が流れ落ちる意味

    前回書いた「天の川席」ですけど、私は「亭主自身が楽しむために」つくった茶室だと想像します。 アノ、真ん中の道具畳が「天の川」、その天の川を挟んで、居前の左側と右側に牽牛と織女をお招きし、粗茶一服差し上げるなんて、なんと楽しく、うれしいことでしょう! 茶会においてお客様というのは「お一人」で、つまり... 続きをみる

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  • 川端康成「雪国」- 島村の「気付き」

    「天の川席」って、それ通称ですけど、ものすごく珍奇な茶室があって、写真でしか見たことないんですけどネ、「変わってる」なんてもんじゃありません、「突飛」と言ったほうがいいでしょうか、でも、すごく好ましく思われますし、すばらしそうです。 「すばらしそう」と表現したのは、実際に体験できないからで、でも、... 続きをみる

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